エンディングノートと聴いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
エンディングって終わりというエンドが含まれていますので、あまりいい響きではないかと思われます。
しかし、悲しいことに生きていることには限りがあります。いつ何が起こるかは予想不能です。時間は永遠ではないのです。
もし自分に何かあったら・・・友達や家族はなにがどこにあるのかと探し物に追われるかもしれません。
エンディングノートには
を書いて、これからの人生を計画的に過ごすことができます。
私が参加しております「相続診断士」という勉強会の場で、実際にエンディングノートを書いてみるという機会がありました。
初めは項目の多さに面倒だなと思ったのも事実です。
しかし、書き終えたあとは
「いつかやろうと思っていたことって、今から出来ることばかり。明日も元気である保証はないのだから、計画を立てることって早すぎることはない」
ということに気づかされました。
エンディングノートのメリットは・・・
1.自分のこれからについて、限られた時間でやることが見えてくる
2.家族へ自分の想いを伝えられる(葬儀・介護・お墓のことなど)
3.財産について書きだすことにより、今からの暮らしが見えてくる
この自分史に近いノートを書くことによって、
そう思います。
今「おひとりさま」という言葉が流行っています。
「おひとりさま」の解釈はたくさんあるでしょうが、私の中の「おひとりさま」というイメージは
などです。
ある旅行会社の「おひとりさま限定ツアー」というものもあります。
時間を自分の好きなように使うことができる
これこそ「おひとりさま」の醍醐味ですね。
これからの時間を自分のためにどのように使うのか、また他の方のためにどのぐらい
時間を持つことができるのか、それをエンディングノートを書くことによって、これからの
時間配分を整理することができます。
それと共に、自分にもしものことがあったときには、自分の想いを伝えることができる
家族や友達のために自分の想いをしたためておきましょう。
また考えが変わったときには、書き直せばいいのです。
今の自分と向き合える、そんな時間を作ることができるエンディングノート。
ペンを執ってみませんか?